1954-10-22 第19回国会 参議院 農林委員会 閉会後第16号
従つて農民から言いますというと、昔の銘柄のあつたような地帯の農民から言うと、政府に不当に搾取されていると申しても私は過言じやないと思う。実際に軟質米地帯と硬質米地帯とはあなたがたのほうでは払下げの価格を違えて行く。
従つて農民から言いますというと、昔の銘柄のあつたような地帯の農民から言うと、政府に不当に搾取されていると申しても私は過言じやないと思う。実際に軟質米地帯と硬質米地帯とはあなたがたのほうでは払下げの価格を違えて行く。
この安定法のでき上りましたときの大体の趣旨は、農産物価格が大体において生産費を割つて非常に安くなつて来る、従つて農民の経済をささえるという意味において、いわゆる製品の支持価格制度をしいて、間接的にではあるけれども原料の価格安定をさせるつまり下るやつを食いとめて生産の維持をはかろうということにあつたと思うのです。
従つて農民の間に生産者価格というものが唱えられて参りますことも、実は科学的の妥当性を持つておると私はひそかに思つております。米価審議会でも特別加算額をしなければならないという必然的事情が生れて来ることは、パリテイが実は非科学的であるからであります。そこでパリテイ一本でお考えくださることは、日本の農村が倒れることだと思うのであります。
従つて農民としましては、十九億九千九百万円の純余剰であります。従つて純余剰が出ますので、差引きその中から五億円だけ償還いたしますと、残りの十四億円というものが農家の集積となつて出て参るという計算をいたしております。電気の負担の収益に比べて軽過ぎやしないかという御質問であります。これは御尤もでございます。
ただその場合に、それではこれをどういうふうな形において料金制度の改正をするか、今度の問題は料金の率の改正のみならず、料金制度自体の改正の問題もあわせて含んでおりまして、簡単に申しますれば電力の割当制度を改めまして、新規の供給規定を中心にした料金制度に改めるということがねらいになつておりますので、その制度の改正とからみ合いまして非常に複雑な計算になつております、従つて農民の側なりあるいは工場の方面において
従つて農民の方その他関係者の方に、あまり御迷惑をかけないように、やはりなるべく合理的な線で、この電柱敷地料を契約によつてきめるといたしましても、合理的な線できめて行きたい、かように考えております。
従つて、農民生活の安定、農業経営の改善、これらに貢献できないことは言をまたないところでございます。
懐ろが一緒でありますから、従つて農民の懐ろと全く一致した一つの体系にあるものが保管することが適当だ、結論から申しますと、先ほど河野委員のおつしやつたように、先ずいわゆる消費者に対して生産を妨げないように、即座に間に合わせることが第一、第二には、そういう場合に価格の値上りということが必ずして来るんですが、その値上りの原因を放出によつて取去るこれが第二の原因です。
従つて農民が自主的に団結をし、正当にその法律の効果をあげせしめるがごとき健全なる圧力を加えることによつて所期の成果を収め得るのではないか。私どもはそういうふうに考えているわけであります。なおこの際申し上げておきますが、この立案に当りまして私どもが一番遺憾に思いましたことは、農民は国がきめた米価あるいは麦価によつて、自分の生産したものを政府に売り渡さなければならない立場に置かれております。
従つて農民の場合においても、農村の現段階がそこにあろうと私は思うのであります。そういう趣旨において、その伝統と経過を尊重しながら、そして未組織の農民に、この組合法によつて保護助長して組織をつくり、その結果自然の形において農村の大同団結が行われて行く。
従つて農民も喜ばない、業者も喜ばないようなうやむやな中で通すと、そんなことでは参議院としての権威にかかわるじやありませんか。そこで与党の諸君も、若しこれが野党と引つくり返つたら、この点については十分御検討になると思うのですから、今申上げましたごとく、ないものを出せという意味ではないのですから、お出しになつたらいいでしよう。併し衆議院の場合はこれほど追及しておりませんよ、通ればいいんですから……。
うために必要な費用を国政費といたしまして、地方自治体の固有事務を行うために必要な費用を固有費といたしますと、その割合は、農林省農業改良局がかつて調査されたのでありますが、それによりまして、昭和一十三年に例をとりますと、国政費といたしましては八、国有費といたしましては二の割合が必要であるのに、実際には国政事務を行うための費用のわずか半分を国家が負担いたしまして、あとの半分は村自体、地方自治体自体が、従つて農民
次に河川の改修と電力料金につきまして申上げますと、これは近来大河川の地帯におきましては、河川の改修は河底の上昇を抑制することなくして堤防の蒿上げに重点が置かれております関係から、洪水時期には高い水位の続く期間が極めて長期間に亘りますので、沿岸耕地の生産を保つためには、排水作業の負担が非常に加わりまして、これが従つて農民の大きな負担に相成つているのであります。
従つて農民はこれの反対闘争を今展開いたしております。私神奈川県の日農の連合会長として、この反対期成同盟の会長といたしまして、厚木に農民大会を開いたことがある。しかるに厚木警察署の署長の集会許可条件の中に、警察官を立ち会わせるということが許可条件になつている。
○石黒公述人 従つて農民対策につきましても。いろいろな問題で……(「委員長、発言をとめろ」と呼ぶ者あり)農業対策費が少いということについて、この輸入食糧補給金九十億円、これはお米を麦にかえたから安くなつたのでありますけれども、いわゆる補給金制度というものがなくなる。そうしてこの中では農民の米価はすぐわれわれの消費米価になる。
従つて農民は自分らのやつていることは、地方の知事も町村長もこれを応援してやつているのだから、自分らのやることは正しいのだという工合になつて来ておりまして、これは農村の人心を非常に険悪に導いて来ております。実に私は国家の将来のために誠になげかわしいことだと思つておるのであります。
○川俣委員 消費米価がコスト主義をとるということになりますと、従つて農民から生産費をまかなうに足るような米価であるべきだという主張が強くなつて出て来ると思うのです。もう一つは、大蔵省が補助金の切下げや助成金の削除を行おうといたしておりますが、これはすでに米価のコストとして織り込んであるのだからというような説明もなされたやに承わるのであります。
この利子の負担は連合会、従つて農民が負担すべきであるか、あるいは政府が負担すべきであるかという問題になるわけであります。ところで今回の災害に対処いたしまして、できるだけ早い機会に払うという努力をいたしまして、保険金を確定をし、払い込めば早くできないわけでもないのであります。それを形式的には仮払いという制度でやるのでございます。
従つて農民のためには、結局災害の補償という線でマイナスになるというふうに考えておるわけであります。 三の農家単位の引受けでありますが、私の郡は二十一箇町村のうち、現在三箇町村が試験的に農家単位の引受けをやつておるわけでありますが、非常にいい成績をあげております。
その修正の仕方は農業共済保険金を加味して行くと伝えられておりますが、農業共済保険金というものは政府の方針に従つて、農民がみずから非常時に備えて掛けるというのが建前であつて、そのものを凶作係数に対して一つの要素として、いわゆる凶作加算から差引いて行くということになりますならば、これは農業共済保険金の制度自体に対するところの大きな問題です。
だからそういう矛盾をはらんだものが解決できないでおりますので、従つて農民はどこまでやつても満足したものがそこへ出て来安い。必ず出て来ておりません。そういう無理を常にかけておりますから、そのことを念頭に入れて、そうしてやはりあまり無理を言わないでやつてもらわんければ問題にならんと思う。
従つて農民に脂肪と蛋白質をもつととらせますれば、自然に米の食い方が減ることは、農繁期におきまする共同炊事の例がよく示しておると思うのであります。本来五回飯を食います一番忙しい時期に共同炊事をやりまして脂肪、蛋白も適当に補給をいたしますと、四、五日はよく食いますけれども、しばらくたつと米の食い方がうんと減りまして、しかも疲労はしないという状態になつておることは、御承知の通りだと思うのであります。